
ごはん
牛乳
八宝菜
バンサンスー
黒糖大豆
食べ物はその働きによって、3つのグループに分けることができます。1つ目は、赤のグループで主に体を作るもとになる食べ物です。2つ目は、黄のグループで主にエネルギーのもとになる食べ物です。3つ目は、緑のグループで主に体の調子を整える食べ物です。
3つのグループの食べ物を上手に組み合わせることで、栄養バランスの良い食事になります。給食では、約20種類から30種類の食べ物をバランス良く組み合わせています。
好き嫌いせずにどの料理もかたよりなく食べて、栄養バランスの良い食事のとり方を意識しましょう。

わかめごはん
牛乳
ほっこり具だくさんうどん
えびのフリッター
アーモンドなます
給食室の前には、一食分の給食が置かれています。これは、展示食というものです。この展示食は、その日の給食は、どのような料理があって、その料理がどの食器に、どのように配膳すればいいかをわかるようにしたものです。
料理によって、大食器、小食器、平皿を使い分けています。

パン
牛乳
ワンタンスープ
ヤンニョムチキン
紅まどんな
ヤンニョムチキンとは、韓国発祥の甘辛い鶏肉のから揚げのことです。
コチュジャンやしょうゆ、唐辛子、砂糖を使った合わせ調味料をヤンニョムと言うため、揚げた鶏肉にからめてヤンニョムチキンと言われるようになりました。韓国では幅広い年代でよく食べられていて、日本でも人気の高い韓国料理の一つです。
給食では、野菜を加えて、味付けは、ケチャップとコチュジャン、砂糖、しょうゆを使って甘辛く仕上げました。

もち麦ごはん
牛乳
海苔のみそ汁
豚肉のしょうが焼き
ごまあえ
給食は、食べる前の準備から食べ終わった後の片付けまでが給食の時間です。給食の後片付けまでていねいにできているか、確認してみましょう。
①食器に食べ残しはありませんか。ごはん粒やおかずが残ったまま食器を返すと衛生的ではありません。
②おぼんや食器に牛乳のストローなどのごみが付いていませんか。ストローのごみなどが付いていると、調理場できれいに洗うことができません。返す前にもう一度確認しましょう。

ジンジャーライス
牛乳
クリーム煮
茎わかめのサラダ
小魚
食べ物には、さまざまな栄養素が含まれています。食べ物は含まれる栄養素の働きによって、赤・黄・緑の3つのグループに分けることができます。黄のグループは、炭水化物や脂質を多く含む食べ物です。ごはんやパン、めんなどの穀類、じゃがいもやさつまいもなどのいも類、さとうやジャムなどのさとう類、油やマヨネーズなどの油脂類、ごまやくりなどの種実類があります。炭水化物と脂質は、体の中で熱や力のもとになり、おもにエネルギー源となります。

ごはん
牛乳
磯煮
三色揚げ
白菜のおひたし
白菜は、寒くなると葉が凍らないように糖分を蓄えるため、甘みを増しておいしくなります。白菜の旬は10月から2月ですが、白菜は産地を変えて栽培されるため年間を通して食べることができます。秋と冬は茨城県や愛知県などで栽培され、夏は長野県や群馬県などの涼しい地域で栽培されます。
白菜は95%が水分ですが、ビタミンやミネラルがバランスよく含まれています。中でも、ビタミンCを多く含み、かぜの予防や肌の調子を整えてくれる働きがあります。

卵と豚肉のあんかけどんぶり
牛乳
揚げじゃがきんぴら
みかん
かぜはウイルスが体に入って起こる病気です。鼻や口の中には、薄い粘膜があり、ウイルスが体の中に入らないように守ってくれます。でも、粘膜が乾燥したり、傷ついたりすると、ウイルスが入りやすくなってしまいます。
そこで、食事で粘膜を強くする栄養素をとることが大切です。粘膜を強くする栄養素には、ビタミンAとビタミンCがあります。ビタミンAはにんじんやほうれん草などの緑黄色野菜に、ビタミンCはみかんやキウイフルーツなどの果物に多く含まれています。

パン
牛乳
スパゲティペスカトーレ
海藻サラダ
アーモンド
給食当番は、みんなが食べる給食の準備をします。そのため、手をしっかり洗い、服装をきちんと整え、衛生的に配膳することが大切です。そのため、次の3つに気をつけます。
① 手洗いは、指先や指の間、手首なども丁寧に洗います。
② 清潔な白衣と帽子を身に付けます。長い髪は結んで、前髪は帽子の中に入れます。
③ 口からつばが飛ぶのを防ぐために、マスクで口と鼻をおおい、必要のないおしゃべりはしません。
衛生的な準備をして安心して給食が食べられるようにしています。

ごはん
牛乳
黄金汁(こがねじる)
鮭のから揚げ
ごまあえ
『黄金汁』は、新潟県上越市でお釈迦様の命日に作られている行事食です。大豆をつぶして平たくし乾燥させた打ち豆を中心に、秋の終わりに収穫した野菜を雪の中で保存して、冬を乗り越えた越冬野菜の大根、にんじん、里芋、ごぼうとこんにゃく、油揚げの合わせて7つの材料を大鍋で煮込んだものです。昔は、冬の大切な栄養源でした。各家庭の畑でとれた野菜を使って「豊作祝い」として作ることから、黄金汁の名前がついたと言われています。