
ごはん、豚汁、せんざんき、ごまあえ、牛乳
「せんざんき」は今治市を代表する郷土料理で、「鶏のからあげ」のことです。鶏肉にしっかりと下味を付けて、油で揚げてつくります。江戸時代に、近見山に生息していたキジを捕獲して、調理したのが始まりと言われています。名前の由来は、中華料理の「ザーチー」からきている説や小さく鶏肉を切る意味から「ざんき」となったという説などいろいろあります。今日の「せんざんき」は、しょうゆ、酒、おろし生姜で下味を付けて作っています。

米粉パン、花野菜のクリーム煮、白菜サラダ、はれひめ、牛乳
今日の給食は、『旬の「カリフラワー」を生かした献立』です。カリフラワーは、キャベツからブロッコリー、そしてさらに改良されたもので、キャベツの仲間です。茎の一番上に、花のつぼみの集まりができたもので、「花野菜」とも呼ばれます。日本では、クリーム色のカリフラワー以外はほとんど栽培されていませんが、紫色やだいだい色のカリフラワーもあるそうです。秋の終わりから冬にかけてが旬で、徳島県や茨城県で多く作られています。食べ方は、ゆでるだけでなく、焼く、蒸す、揚げる、煮るなど、さまざまな調理法があり、サラダとして生で食べることもできます。今日は、『花野菜のクリーム煮』です。


パン、キャベツとベーコンのスープ、チリコンカン、デザート、牛乳
2学期最後の給食となりました。最後にふさわしく、デザートがつきました。Merry Christmas!!
カレーピラフ、ミネストローネ、フライドチキン、ボイルキャベツ、牛乳
フライドチキンは、アメリカの南部地方で、昔からよく食べられ、世界中に広まりました。体を動かす肉体労働をしていた人々が、安く手に入りやすかったとり肉を使って、栄養価が高く、満足感を感じることのできる料理はないだろうかと考えられたのが始まりです。今では、手軽に食べられるファストフードとして親しまれています。フライドチキンは、衣に味をつけてカリカリに揚げます。スパイスを使い、ピリッとからみのある味にすることもあります。
今日の給食の『フライドチキン』も、にんにくパウダーやパプリカなどのスパイスを使っています。

ごはん、かぼちゃのうま煮、小いわしのからあげ、ゆず風味漬、牛乳
今日は、『冬至の行事食』です。昔は、冬至の頃になると秋野菜の収穫も終わり、食べられる野菜が少なくなっていました。そこで元気に冬を越せるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃが食べられていたようです。緑黄色野菜の少ない冬に、カロテンやビタミンを多く含む、かぼちゃを食べ、かぜなどへの抵抗力をつけようとしていたからです。

パン、チャンポン、さつま芋のから揚げ、ごまずあえ、牛乳

黒糖パン、豆腐の五目あんかけ、茎わかめのサラダ、紅まどんな、牛乳
紅まどんなは、2005年に愛媛県で誕生した新しい品種の柑橘類で、「まつやま農林水産物ブランド」の一つです。名前のとおり、鮮やかな紅色をしています。果肉はとても甘くて、やわらかく、口の中でゼリーのようにとろけて、のどごしもなめらかなことが特徴です。
また、紅まどんなの皮は、デリケートなため、ビニールハウスなどで、雨が当たらないように大切に育てられます。

ごはん、のっぺい汁、とん漬けフライ、ボイル野菜、牛乳
のっぺい汁は、その土地でとれた野菜やきのこを使い、煮込んでつくる料理で、全国各地で食べられています。そのうち、新潟県では、特産品の鮭を使い、最後にいくらを盛りつけます。精進料理として、肉や魚を使わず、野菜のみを使ってつくる地域もあります。とろみがついているので、冷めにくく、寒い季節にも体を温めることができます。
今日の給食の『のっぺい汁』は、とり肉、焼き豆腐、里芋、こんにゃく、だいこん、にんじん、しいたけなどを使ってつくっています。