
五穀米入りご飯、大根のみそ汁、いわしの変わりソース、おひたし、牛乳
みそ汁とは、だし汁に実を入れ、実がやわらかくなったら、みそを入れて作る汁物のことです。実として、野菜、芋、豆腐、海草など季節の旬の食材や、その地方の特産品などを入れます。だし汁は、煮干し、かつお節、昆布などでだしをとります。みそには、米みそ、麦みそ、豆みそなどの種類があります。みそ汁のだしや実、みそは、地域や家庭によって異なります。
給食では、煮干しでだしをとり、麦みそで味をつけています。今日は、大根、にんじん、じゃが芋、油揚げが入った『大根のみそ汁』です。

しょうゆ飯、魚そうめん汁、ひじきのかき揚げ、緋のかぶなます、牛乳
今日の給食は、『愛媛県の味めぐり』です。「しょうゆ飯」は、古くから松山地方に伝わる郷土料理です。昔から、祭や祝いごとの日に食べられてきました。しょうゆとお酒だけで炊き込むものもありますが、給食では、とり肉や野菜、きのこが入った具だくさんの「しょうゆ飯」です。緋のかぶは、松山地方に伝わる冬の野菜です。収穫した時は、中が白く皮が紫色をしていますが、だいだい酢に漬けると緋色に変わるのが特徴です。郷土の味をおいしくいただいてほしいと思います。

黒糖パン、じゃがいものカレー風味、コーンサラダ、牛乳
1月24日から1月30日までの1週間は「全国学校給食週間」です。学校給食は、明治22年に山形県の忠愛小学校で始まりました。その後、戦争により給食が一時中断されましたが、海外から送られてくる脱脂粉乳や缶詰を使って再開されました。
現在は、栄養バランスだけでなく、行事食や郷土料理などの食文化、食材の旬などを考えて給食の献立が作られています。
また、給食ができあがるまでには、食材を作る農家や業者の方、調理員さん、運んでくれる運転手さんなど、多くの人々が関わっています。
おいしい給食が食べられることに感謝して、味わって食べてほしいと思っています。

パン、みそラーメン、たらの甘辛煮、牛乳
今日の給食の「みそラーメン」は、赤みそと麦みそをブレンドしたみそを使っています。

ごはん、麻婆豆腐、ナムル、牛乳
豆腐は、「畑の肉」といわれる大豆から作られます。大豆から豆腐に加工されることにより、大豆に含まれている、たんぱく質やカルシウム、鉄、ビタミンなどの栄養素が、体の中に、吸収されやすくなります。豆腐は、大豆をやわらかくして、すりつぶしたものを、しぼってできた豆乳を固めたものですが、作り方の違いで、木綿豆腐と絹ごし豆腐があります。
今日の給食は、木綿豆腐を使った「麻婆豆腐」です。

ごはん、磯煮、ししゃもの唐揚げ、即席漬、牛乳
白菜は、ラグビーボールくらいの大きさの野菜で、葉が何枚も重なっています。水分が多くて歯ざわりが良く、クセがないためいろいろな食材との相性もよい野菜です。白菜の葉には、時々ごまをふったような小さな黒い斑点が出ることがあります。これは病気や虫ではなく、この斑点が少しある方が、さらに甘みがあるといわれています。今日の給食は、白菜の『即席漬』です。

パン、ビーフン汁、じゃが芋とえびのケチャップ炒め、天草、牛乳
天草は、長崎県の島原半島で生まれたみかんですが、そこから見える熊本県の天草半島にちなんで、「天草」と名付けられました。外の皮が薄く、果汁がたっぷりのため、手で剥くことが難しく、オレンジのようにくし形に、カットして食べるのがおすすめです。愛媛県は天草の生産量が全国一で、全国の40%以上の天草を作っています。