
パン、じゃがいものカレー風味、茎わかめのサラダ、牛乳
「茎わかめ」は、わかめの中心部の茎に当たる部分で、コリコリとした歯ごたえがあります。茎わかめには、食物せんいやビタミン、ミネラルが多く含まれています。特有のぬめりは、アルギン酸といった水溶性の食物せんいで、お腹の調子をよくする働き があります。また、余分な塩分や、コレステロールを体の外に出す働きがあるので、血液をさらさらにするといわれています。皮膚や粘膜を丈夫にし、風邪を予防してくれます。

梅ごはん、にゅうめん、たこの磯辺揚げ、牛乳
たこの種類 は、「まだこ」「いいだこ」「みずだこ」などがありますが、一般にたこといえば「まだこ」を指すことが多いようです。松山市の垣生地区にある、今出の沖では、「まだこ」がよく捕れます。今出の沖は潮の流れが速く、たこのえさとなる、かにやえび、貝類などがたくさんいます。それらのえさを食べて育った、今出のたこは、まるまると太り、柔らかくて食べやすいのが特徴です。たくさん捕れる時期は、6月から9月です。
今日の給食は、『たこ』と一緒にじゃがいも、玉ねぎ、にんじんを青のりの衣をつけて揚げています。

パン、クリームスープ、小煮干しの磯香揚げ、コーンサラダ、牛乳
今日の給食の「小煮干しの磯香揚げ」は、青のりの入った衣をつけて油で揚げています。子どもたちにも食べやすいと好評でした。


ごはん、親子煮、酢物、ゼリー、牛乳
親子丼や親子煮といわれている料理には、名前のとおり、親子の食材が使われています。今日の給食の親子煮に使われている食材は、鶏肉、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、油揚げ、しいたけ、枝豆、卵です。この中で、親子の食材は、卵と鶏肉です。ほかにも、鮭といくら、いわしとちりめんなど、いろいろな親子の食材があります。

みかんパン、冷やし中華、竹輪の磯辺揚げ、ぶどう、牛乳
『みかんパン』は、学校給食でもそのまま食べる他に何かできないだろうかと考え、みかん果汁をパンの生地に加えて焼いたものです。平成15年に初めて給食に登場しました。最初は「味がすっぱい」という意見 が多くありましたが、果汁の量など工夫をして、今の「みかんパン」になっています。

ごはん、若鶏のから揚げ、豚汁、即席漬、牛乳
今日の給食は、子どもたちに大人気の愛媛県産の若鳥のから揚げです。


ごはん、いもたき、かぼちゃのかき揚げ、のり、牛乳
今日の給食は、お月見の行事食の「いもたき」です。お月見とは、旧暦の8月15日に月を鑑賞する行事です。この日の月は「中秋の名月」「十五夜」「芋名月」と呼ばれ、今年は今日、9月13日です。お月見は、秋の収穫に感謝するため、すすきやお団子をかざります。その中でも特に、芋類の収穫を感謝し、里芋や、さつま芋をかざるところもあります。愛媛県では、お月見をしながら、河原などで、さといもを使った「いもたき」を食べる地域が多くあり、特に大洲市の「いもたき」は有名です。今日の給食は、さといも、鶏肉、ごぼう、にんじん、しいたけなどが入った「いもたき」です。

パン、イタリアンスパゲティ、青菜のカシューナッツあえ、梨、牛乳
梨は、水分が多く含まれていて、シャリシャリとした食感が特徴の果物です。8月から10月が旬の時期で、くりやぶどうと並ぶ代表的な秋の果物です。梨は、中国で生まれ、世界の広い地域でつくられています。日本で栽培される果物の中でも歴史が古く、弥生時代には栽培され、江戸時代には品種も増えました。

ごはん、高野豆腐の中華炒め、バンサンスー、つくだに、牛乳
高野豆腐は、豆腐を長く保存できるように作られた食べ物です。昔は、うすめに切った豆腐を、寒い冬の夜に家の外で凍らせ、わらで結んで日に干していました。それを湯につけてもどし、また乾燥させるという大変手間のかかるものでした。豆腐を凍らせて作ることから、「凍り豆腐」ともよばれています。この凍り豆腐が高野豆腐といわれるのは、和歌山県の高野山に住むお坊さんが、はじめに作ったことから、高野豆腐と言われているようです。日本料理によく使われますが、今日は豚肉と高野豆腐の中華炒めです。