5月

ごはん 牛乳 肉じゃが 海そうサラダ しらすの佃煮
今日は、『海そう』について、お話をします。
海そうは、海の中に生えています。こんぶ、わかめ、のり、ひじき、もずくなど、たくさんの種類があり、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養が豊富です。また、海そうの1つであるこんぶには、うまみ成分のひとつである「グルタミン酸」が多く含まれ、おいしいだしをとることができます。
栄養たっぷりの海そうは、食べるだけでなく、私たちの生活の中のいろいろなところで活用されていることを知っていますか。海そうは、飲み薬や、農作物の病気を防ぐ肥料の材料としても使われています。
今日の給食は、『海そうサラダ』です。おいしくいただきました。
5月

ごはん 牛乳 たまねぎのみそ汁 たまらん唐揚げ ボイル野菜
今日は、『食べ物の三つのグループ』について、お話をします。
食べ物は、含まれている栄養素によって、赤・黄・緑の三つのグループに分かれます。「赤のグループ」の食べ物には、魚や肉、大豆、卵、牛乳、海そうなどがあります。おもに血や、筋肉、骨をつくる働きをします。「黄のグループ」の食べ物には、ごはんやパン、麺類があります。さとうやじゃが芋、油も同じ仲間です。おもに、熱や力のもとになる働きをします。「緑のグループ」の食べ物には、野菜や果物、きのこなどがあり、おもに、体の調子を整える働きをします。三つのグループから食べ物を上手に組み合わせてとることによって、健康な体がつくられます。食べ物の働きを考えて、バランスよくいただきます。
5月

ごはん 牛乳 魚そうめん汁 新たまねぎのかき揚げ 磯和え
今日は、『魚そうめん』について、お話をします。
魚そうめんは、白身魚のすり身をそうめん状に作ったものです。
日本各地で作られていますが、京都がもっとも有名で、夏の祇園祭りには欠かせないご馳走です。江戸時代にかまぼこ職人が遊び心から作ったと言われています。
今日の給食は、魚そうめんを使った汁物です。おいしくいただきました。
5月

米粉パン 牛乳 ひじきスパゲティ コーンサラダ 河内晩柑
今日は、『河内晩柑』について、お話をします。
河内晩柑は、昭和10年に熊本県の河内村で発見された柑橘です。地名の河内と、柑橘類の中では、一番遅い季節に収穫されることから、遅いという意味の晩の時期の柑橘ということで、『河内晩柑』と名付けられました。
河内晩柑は、別名「みしょうかん」「愛南ゴールド」「宇和ゴールド」「天草晩柑」「ジューシーフルーツ」などといわれています。冬を越して収穫するため、冬場も一定以上の気温で、ほとんど霜が降りない土地で栽培します。そのため、愛媛県愛南町や、熊本県天草市など限られた地域で生産されています。
今日は、愛媛県産の『河内晩柑』です。味わっていただきました。
5月

ハヤシライス 牛乳 茎わかめのサラダ
今日は、『もち麦』について、お話をします。
今日のごはんには、『もち麦』が入っています。お米に「うるち米」と「もち米」があるように、大麦にも粘りの少ない「うるち性」と、粘りの強い「もち性」があります。もち麦は、この「もち性」の大麦の総称です。
もち麦は食物繊維が豊富で、ぷちぷち・もちもちした食感が特徴です。もち麦に含まれる食物繊維の量は、「ごぼうの約3倍」、「白米の約30倍」です。食物繊維は、大腸のおそうじをしてくれるので、便秘の予防やお腹の調子を整えてくれます。
今日の『もち麦ごはん』は、1割ほど、もち麦を入れて炊いています。よくかんで食べました。
5月

黒糖パン 牛乳 野菜たっぷりスープ 鶏肉のマリアナソース
今日は、『パンや牛乳の食べ方』について、お話をします。
マナーを守って給食を食べていますか。パンを口いっぱいにほおばったり、牛乳を一気に飲んだりしていませんか。パンは一口ずつちぎって、牛乳やおかずと交互によくかみながら食べます。そうすることで、食べ物が口の中で混ぜ合わさり、おいしく食べることができ、消化吸収もよくなります。
パンや牛乳の正しい食べ方をして、楽しい給食時間を過ごします。
5月

ごはん 牛乳 豚肉と野菜の炒め物 酢物
今日は、『感謝の気持ちを込めてあいさつをすること』について、お話をします。
私たちが食べるものには、すべて命があります。「いただきます」には、「あなたの命を、私の命にさせていただきます」という感謝の気持ちが込められています。
私たちが普段食べている物には、たくさんの人が関わってくれています。生産者の人、食材を配送する人、調理する人などです。その人たちへの感謝の気持ちを込めて「ごちそうさま」のあいさつをします。
これからも、心をこめて食事のあいさつをします。
5月

パン 牛乳 そら豆入りクリームスープ フレンチサラダ きなこ豆
今日は、『旬の「そら豆」を生かした献立』です。
そら豆は、さやが空に向かって伸びることから、このような名前がつけられたといわれています。そら豆の縁にある、へこんだ黒い線は、お歯黒と呼ばれています。この部分は、そら豆の成熟度の目安にもなっていて、旬の出始めの頃は色が薄めですが、時期が終わりに近づくと黒いものが多くなります。出始めの頃のそら豆は、栄養を蓄えている最中のため、 糖分や水分が多く、みずみずしい豆です。一方、旬の時期が終わりに近づくと栄養補給が終わり、ホクホクとしたじゃがいものような食感のそら豆になります。
今日は、旬の「そら豆」が入った『そら豆入りクリームスープ』です。そら豆は、今月の給食イングリッシュでも紹介しています。味わっていただきました。
5月

えんどうご飯 牛乳 若竹汁 さつま揚げ
今日は、『高野豆腐』について、お話をします。
高野豆腐とは、豆腐を凍らせ、乾燥させた保存食品です。作り方は、途中まで豆腐とほぼ同じですが、凍らせ、乾燥させることによって豆腐よりも煮崩れしにくくなります。スポンジ状でよく水分を吸うため煮物などに適しています。
高野豆腐は、別名「凍み豆腐」や「凍り豆腐」と呼ばれています。高野豆腐と呼ぶのは、高野山を中心とした関西地方が多く、鎌倉時代、高野山で修行していたお坊さんが用意していた豆腐が寒さで凍り、それを食べたことがきっかけといわれています。
今日は、高野豆腐を使った『高野豆腐の中華炒め』です。おいしくいただきました。